『フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.1 1967年-1985年 In the Footsteps of Frederick Wiseman 1967-1985』を見に行った。 やっていたのは 14:00 『基礎訓練』(89分) 16:00 『エッセネ派』(86分) 新作『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』が公開されるのが、理由だと思う。 昔、渋谷シネヴァーラで『病院』を見て、いいなと思ったので来た。 客入りは少なかった。 眠気がすごくて、カフェインを取りながら見ていたのだが、両方とも寝てしまった。 基礎訓練はじっくり見ていると、軍人として働くのは怖いなと改めて思った。 国家は暴力機関なので、軍隊そのものは仕方ないのだが、訓練の意外としたフランクさや、ただ戦闘そのものを押し付けるだけでは無くて、考えさせる形を取っているところがとても怖かった。 実際の運用に関しては自由意志などは無く、何かしらで上官から懲罰房行きを申し付けられるとに拒否して軍事裁判もできるのだが、除隊後に就職出来ないなどの問題があり、選択できないことになっていた。